編集方針

結論

このサイトの記事は、数字を一次情報で確認してから書いています。IR・官公庁・中央銀行・取引所・証券会社の公式ページが根拠で、個人ブログやまとめサイトは根拠にしません。

広告とアフィリエイトを一切使っていません。全105記事の本文を機械的に確認した時点で0件です。だから「どの証券会社が儲かるか」ではなく、「どの数字が正しいか」だけで書けます。

私は金融の資格を持っていません。だからこそ、書いていることの根拠を全部包み隠さず示します。判断はご自身でしてください。

出典の階層

記事に数字を書くとき、次の順で根拠を探します。上のものが見つかれば、下のものは使いません。

階層何を根拠にするか扱い
一次情報企業のIR(決算短信・説明会資料・適時開示)、TDnet、EDINET、官公庁・中央銀行・取引所(金融庁、国税庁、財務省、日銀、内閣府、JPX)、証券会社の公式ページ根拠にする
報道Reuters・Bloomberg・日本経済新聞・NHK・時事通信の記名記事一次情報を補うために使う
業界メディア株探・みんかぶ・業界専門誌の速報単独では根拠にしない。数字は必ず一次情報で取り直す
使わないもの個人ブログ、まとめサイト、AI が生成した記事、掲示板、「〜と言われている」だけで原典に辿れない記述根拠にしない
この階層は、実際に失敗したから作ったものです。ある銘柄のアナリスト目標株価を、個人ブログ1本を根拠に「上値は5.7%」と書いたことがあります。手元のデータベースを開いたら、実際の値は58人の平均で上値34.5%でした。結論が逆になる誤りを、一次情報を見ずに作りました。

数字は必ず検算する

公表されている数字でも、そのまま使わずに突き合わせます。特に次の3つは毎回やります。

  • 採用しているEPS × 発行済株式数 ≒ 会社の純利益予想か。ここがずれていると、PERも「割安度」も全部ずれる
  • 株式分割が調整されているか。未調整だと、株価だけが半分になってEPSが元のままになる
  • 一過性の利益が混じっていないか。資産売却益が入った期は、翌期に必ず落ちる

実際にこれをやった結果、自作ツールが「割安」と判定した上位18銘柄のうち、17銘柄でEPSに問題が見つかったことがあります。乖離が +90.1% と出ていた銘柄は、分割を調整したら −4.9% でした。

自分のツールを信じない

このサイトでは、自作の株価スクリーナー「KAIRI」の検証記録を公開しています。作った本人が一番、出てきた数字を疑わなくなるので、意識して疑う手順を入れています。

ツールの出力は結論ではなく、確認の出発点として扱う。

スコアと実際のリターンの相関を測ったら、きれいな逆相関が出たこともあります。「スコアが高いほど、その後の成績が悪い」という、作った側にとっては都合の悪い結果でした。それも記事にしています。隠すと、検証記録である意味がなくなるからです。

間違えたときにどうするか

気づいた時点で、記事の中に訂正として残します。こっそり書き換えて、なかったことにはしません。

やることやらないこと
記事の該当箇所に、訂正であると分かる形で書く黙って数字だけ差し替える
何が誤りで、正しくは何かを両方書く誤りの記述だけ消す
制度が変わった記事は、公開日と更新日を両方出す古い記事を最新のように見せる

誤りを見つけた方は、お問い合わせから教えてください。「その数字おかしくない?」は歓迎します。

書かないこと

  • 特定の銘柄を「買い」「売り」と勧めること。検証の記録は書きますが、推奨ではありません
  • 元本が保証されるかのような表現。投資に絶対はありません
  • 根拠を示せない予想。「上がると思う」だけの話は書きません
  • 確認できていない数字。原典に辿り着けなかった主張は、その旨を書くか、載せません

お金の流れ

このサイトには広告もアフィリエイトリンクもありません。全記事の本文を機械的に確認して0件であることを確かめています。証券会社へのリンクは、手数料やルールの確認のために公式ページへ送っているだけで、紹介料は受け取っていません。

収益はサイト制作の受注から得ています。記事の内容と、収益源が切り離されている状態です。

これは自慢ではなく、読む側が判断するための情報です。広告収入で成り立つサイトが悪いわけではありませんが、「なぜその金融機関を勧めているのか」を読者が判断できるように、お金の流れは書いておくべきだと考えています。

AI の使い方

記事の執筆に AI(Claude)を使っています。隠さず書いておきます。

使っていること使っていないこと
文章の構成・下書き・推敲数字の取得。数字は必ず一次情報から人が取る
計算スクリプトの作成と実行出典の代用。「AIがそう言った」は根拠にしない
図版の生成、内部リンクの整理確認していない主張の生成

AI が書いた下書きでも、数字と出典は人が一次情報にあたって確認しています。確認できなかった主張は落とします。実際、記事を書く途中で平均値のデータに辿り着けず、「読者が自分の家計簿から計算する式」に差し替えたことがあります。

書いている人

金融機関での勤務経験も、FPなどの資格もありません。会社員をしながら自分でNISAとiDeCoを使い、自作のツールで日本株を見ている個人です。

資格がないぶん、根拠を全部出して、検算の過程まで書くことにしています。「専門家がそう言っている」ではなく、「この資料のこの数字がこうだから」で読めるようにするのが方針です。

来歴はAboutに書いています。